誉勘商店の歴史

宝暦年間(1751~63)創業。初代誉田屋勘兵衛が本家より暖簾わけを許され独立。本家は誉田屋庄兵衛といい三井越後屋と並ぶ商家であった。商いを始めるにあたり、本家の商売敵にならぬように、同じ布地の中でも法衣や装束、舞台衣装、人形用に用いる金襴裂地を扱うようになる。以来、正絹の西陣織で作られる金襴の製作・卸商として脈々と商いを続けてきた。常にオリジナル、個性を持った品揃えを持つことを心掛けている。

初代譽田屋勘兵衛が没したのが、1761年という記録が仏壇の引き出しにしまわれている過去帳に残る。その創業は260年以上、江戸宝暦年間前と伝わる。現在の当主 松井幸生 で13代目を数える。
京都の室町で、装束、袈裟、人形裂地、寺社で用いる宗教金襴などの金襴絹織物製品の製造卸商として、正絹にこだわる京の老舗。

現在の場所で創業当時から商をし、蛤御門の変で奥の蔵を残しむし子窓のある京町家家屋を消失、現在の建物は明治9年に建てたもの。

日々、図案製作、配色、織風合いの選定、織機選定、糸選定、糸染め、製織と、絹の光沢と風合いを大切にオリジナルなもの作りに取り組む。